ポール・スミザーのシェードガーデン
私の庭づくりの先生はポール・スミザーさんと言っていいと思います。
会ったことはないので 彼の本が、です。
イギリスの王立の造園学校で学びそこで目にした日本の草木の多様性と姿形に会いたいがために日本にいらしたそうです。
日本固有の植物が庭園づくりにどれだけ魅力的であることか 彼の著作を読むと気づかされることが本当におおいのです。
野原にあるスゲ類の魅力を読むと野のあぜ道で見つけたスゲを失敬せざるを得ませんでした。
あまりに普通にある雑草が魔法のように魅力的にみえたのは不思議ですが事実です。
ゲンノショウコやホタルブクロ ノコンギク 三つ葉 一文字草 このあたりで普通にある野の花はかくてうちの庭のメインとなりました。
環境に合っているので肥料などあげたこともないし 勝手に住みよい場所を探して自分たちで移動するのでほぼ植えっぱなし。 メンテナンスフリーの庭です。
ですがこの庭は 世界で一番私の好きな庭なのです。
by kerinosu | 2015-09-06 13:20 | Cafe | Trackback